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シド・ヴィシャス追悼
SID VICIOUS / シド・ヴィシャス < BASS >

Hello, my Japanese friends, I hope you're doing fine.
You know, today's February 2.
Every year when this day comes, I have this feeling that I cannot express
in words.
Last year, I had a photo exhibition of Sid here in London
commemorating his 25th anniversary after death.

If you see my photos, you'd know how cool Sid was...
I never asked him to pose in front of my camera, but he was always a
perfect subject.
During that one year I spent with the Pistols, so much happened.
I remember we talked about so many things.
He was really a gentle guy, but he was the kind of guy
who could speak out with his own words when it comes to the point.
If he were alive he would be laughing to hear what I've said.
So on this day, I make a toast with beer to his portrait.
# by dennismorris | 2005-02-02 12:48


SID
2月2日だね。
日本の皆さん。元気かな?
この日が来ると、なんとも言えない気持ちになるんだ。
去年は、25回忌って事で、ここロンドンで写真展を開いたんだ。

私の写真を見てくれたらわかると思うけど、かっこ良かったよ。シドは。。。
1度もポーズをお願いした事はなかったけど、彼は本当にかっこ良かったよ。
だから、シャッターを無我夢中で押していたあの頃を懐かしく思うよ。
シドと過ごした1年の間、色々な事があったよ。色々な事も話したなぁ。
普段は気の弱い紳士な男だったけど、ここぞという時はきちんと自分の言葉で話していたよ。
今も生きていたら「ha ha ha」と言って笑いとばしているんだよね。
今日は、シドの写真に向かってビールで乾杯するよ・・・。
乾杯!シド。

Hello, my Japanese friends, I hope you're doing fine.
You know, today's February 2.
Every year when this day comes, I have this feeling that I cannot
express in words.
Last year, I had a photo exhibition of Sid here in London
commemorating his 25th anniversary after death.

If you see my photos, you'd know how cool Sid was...
I never asked him to pose in front of my camera, but he was always a
perfect subject.
During that one year I spent with the Pistols, so much happened.
I remember we talked about so many things.
He was really a gentle guy, but he was the kind of guy
who could speak out with his own words when it comes to the point.
If he were alive he would be laughing to hear what I've said.
So on this day, I make a toast with beer to his portrait.
# by dennismorris | 2005-02-01 23:56


ファイナルを迎えて
有り難う!みんな。
無事、今日、写真展が終了したよ。

私が見てきたセックスピストルズを感じてくれただろうか?
77年がまさしくその“時”だった。
すごいローラーコースターに乗ったみたいな、
熱狂的で、混沌とした、短く、また、長い一年だった。

覚えていてほしい。
彼らの言動が歴史として残っているのは、
このバンドがハチャメチャで暴力的だったからではない。
彼らが個人の人間として、英国社会が正しいとして築いた事柄
そのものに挑戦する度胸があったからなのだ。

同じ矛盾を持っていた若者は意気投合し、体制を崩したかった、
そして、破壊した後、再建したいと思ったのだ。自分達の生きる場所を。
皆、生かされる前に生きようと必死になっていた時代だったんだよ。

そして、最後にもう一度、みんな、覚えていて欲しい!

パンクはファッションの一つの名称ではない。
パンクは一つの考え方であり、ものごとの見方である。
惰性に生きるのでなく、漠然と存在するのでなく、
本当に自分らしく生きることである。
僕は重要な人間であり、君も重要な人間だ。夢を生きよ!

漠然と眺めるだけでなく、しっかりと今を見るのだ!
惰性に生きるのでなく、本当に生きるのだ!
自分に責任を持ち、一生懸命生きるのだ!
平静を保ち、不安を抱え込まず、勇気を持て!

そして、何事も容認するな! 
                      
デニス・モリス
2005年1月10日

ロンドンより愛を込めて。
# by dennismorris | 2005-01-11 10:01


ラストコメント
ロンドンから愛を込めて。
新年あけましておめでとう。
写真展に来てくれたみんなどうも有り難う。
私にとって日本の滞在はすごく楽しかった。
沢山の取材も受けたし、ラジオにも出演したんだ。
大貫憲章さんのラジオは楽しかったよ。エキサイトしたね(笑)
ここにも、ず~とパンクを愛している人がいてくれるってうれしかったよ。
写真展もあとわずかとなったね。みんなが楽しんでくれる事を祈ってるよ。
# by dennismorris | 2005-01-08 14:49


写真展の展示ポスターについて
展示品紹介の第2弾、ポスターについてデニスが語ってくれました。

****
写真展に飾られているのは、
全部私の所有しているもので1977年当時のものなんだよ。
これを見るとあの頃を思い出すよ。

特に懐かしいのは、黄色のでっかい『勝手にしやがれ』のプロモーション・ポスターかな。
これには、3色あって、ピンクと緑がある。でも、やはり黄色がベストだと思うんだ。
この後、復刻版が発売されたけど、その黄色の色は少し違ってて黄土色に近い。
当時の印刷の違いなのか、ジェイミー・リードの色はこの黄色なんだ。
ピストルズのポスターと言えばジェイミーの作品がほとんどだ。
ジェイミーのアートはポスターだけでなく、当時の彼らのファッションにも使われている。
ヴィヴィアンが彼のアートを使ってT-シャツとか作っていたんだ。
これらの展示品を見てもらって、少しでも、当時の状況を感じてくれたらうれしいな。

(デニスとのインタビューより)
# by dennismorris | 2004-12-28 17:27


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